MY J:COM

確認・変更・お手続き
  • 最新

最新ニュース

エンタメニュース

インタビュー

お天気情報

野球

中日の根尾、プロ初HRは満塁弾 日本人71年ぶり快挙

朝日新聞デジタル - 5月4日(火) 23時5分

拡大写真

(朝日新聞デジタル)

 (4日、プロ野球=中日8—4DeNA)
 ひとしきり手荒い祝福を受けた後、自分の打球が飛び込んだ右中間席を、中日の8番打者・根尾昂は見上げた。次打者の大野雄大が打席に入っても、まだスタンドはどよめいている。ちょっと放心した根尾の表情はすぐに厳しくなった。
 この切り替えの潔さが、最大の武器だ。
 三回1死満塁。前の打席は3球三振。だが、根尾は言う。「僕は切り替えることしか考えない」
 2ボールとなり、直球系の球に絞った。DeNAの大貫晋一の苦し紛れのツーシーム、時速142キロにバットの軌跡が重なった。プロ初本塁打が満塁弾となったのは、リーグで32人目。球団では1970年のバビー以来51年ぶり、球団の日本選手では、2リーグに分立した71年前の杉下茂以来となる快挙だった。
 今季も挫折から始まった。昨オフ「遊撃手一本」を宣言したものの、京田陽太の壁は高い。実戦が始まる頃には外野に回された。1軍での出場機会を増やすチーム方針もある。将来への期待感もある。だが、それだけではない。
 「思い切りがずっと良かった」と与田剛監督。
 打線が不振にあえいだ4月半ば。阪神から移籍してきた福留孝介が「みんなの打撃が小さくなってしまっている」と指摘した。「自分がやってきたことを信じてやるしかない」。プロ23年目のベテランはそう叱咤(しった)した。
 そんな時でも思い切りよく振っていたのが根尾だ。試合前はベンチで、相手の打撃練習を見つめる。「これ、いいんじゃないかな、と考えながら(自分のスタイルに)加味していく。考えながらやってきたことが今につながっている」

 

最新の記事



掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。
Copyright 2021 Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.