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表現の宇野、跳躍のチェン 長所存分、両者100点超す

朝日新聞デジタル - 12月7日(木) 23時29分

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(朝日新聞デジタル)

 予想通り、100点を超すハイレベルな争いになったフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル男子ショートプログラム(SP)。首位のネーサン・チェン(米)と、2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)の点差はわずかに1・81点で、互いに長所を出し合う演技を披露した。
 宇野は持ち前の音楽表現を存分に生かしてビバルディの四季の「冬」を踊りきり、「音楽の解釈」は9・36点をマーク。演技構成点は5要素を全て9点台でそろえ、6選手で最高の46・47点をマークした。
 チェンは得意のジャンプで40・91点を稼いだ。特に冒頭の4回転ルッツ―3回転トーループで18・01点。やや苦手とするトリプルアクセル(3回転半)でも出来栄え(GOE)で加点を得た。
 勝敗を分けたのは、ミスの数だ。チェンは演技後半の4回転フリップの着氷が乱れたのと、前半のスピンで最高のレベル4を取りこぼした程度。一方、宇野は演技後半のトリプルアクセルの着氷で足を取られて転倒したのに加え、演技時間で規定(2分40秒プラスマイナス10秒)をオーバーした。宇野にこれらのミスがなければ、SPの自己最高点(104・87点)を上回る可能性もあった。
 演技時間が4分30秒に延びる8日のフリーは、ジャンプの要素も増える。2人とも、高難度の4回転ジャンプを複数回組み込み、得点が200点を超えるハイレベルな戦いが予想される。
 ただ、今季のGPシリーズでは、フリーで4回転のミスが連鎖して大崩れする例も目立つ。完成度の高い演技を見せることも、優勝へのカギだ。
 フリーの滑走順はチェンが4番(午後8時47分)、宇野が最終6番(午後9時4分)。(前田大輔)

 


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