ページ内を移動するためのリンクです

野球

広島・中崎 納得の初減俸 交渉わずか10分、決意新た「来季は1年間貢献したい」

スポニチアネックス - 12月5日(木) 5時39分

 広島・中崎翔太投手(27)が4日、広島市南区の球団事務所で来季の契約交渉に臨み、1500万円減の推定年俸1億4500万円でサインした。3年連続胴上げ投手を務めた守護神も、不振にあえいだ今季は配置転換や2軍降格を経験。秋には右膝手術を受けた。「一からのスタート」を切る来季、ポジション争いを制して勝利への貢献を誓った。
 わずか10分で終わった契約交渉。プロ初のダウン更改にも、中崎は曇りのない表情で「結果が出ていないので当然。もっと下がるかと思った。ありがたい。気をつかってもらった」とし、球団の恩情査定に感謝した。
 リーグ3連覇に貢献した守護神も、今季は開幕から蓄積疲労が表面化。6月2日の阪神戦で抑えの座を外れ、夏場には2度に渡って登録を抹消された。結果3勝3敗9セーブ、防御率4・08。登板数は昨季の約半分となる36試合にとどまった。
 「春先から状態が上がらず、ズルズルいった。何をやってもうまくいかない。僕の成績がチーム成績に直結したと言っても過言じゃない。本当に悔しい」
 11月7日に右膝半月板を部分切除。25日に松葉づえが取れ、現在はリハビリに汗を流す毎日だ。復権への青写真は既に描いている。12月末までにランニングを、1月中にはキャッチボールを再開。2月のキャンプで投球練習を始める予定だ。
 「しっかり歩けるので順調だと思う。キャンプで込めるように持っていきたい」
 節目の10年目を迎える来季のポジションは未定だ。佐々岡監督がV奪回への最重要課題に掲げる「終盤の投手強化」に沿って、球団は新たにDJ・ジョンソン、テイラー・スコットの2投手を獲得。一定の実績があるフランスアを含め、クローザー争いがし烈を極めるのは間違いない。
 それでも中崎はひるまない。「先発でもリリーフぎでも、言われたところで…という気持ちは変わらない」と前置きしつつ、「外国人には枠があるので、最後は僕ら日本人が頑張らないといけない。負けないように頑張りたい」と言い切った。
 誇り高き前守護神。失った座を取り戻すのか、それとも新たな役割を見いだすのか。来季は大きな分岐点だ。
 「またイチからのスタートになる。ポジションを奪って、来季は1年間貢献したい」
 高い意識を持ち、復権を誓う27歳。このままでは終わらない。(江尾 卓也)
 ○…鈴木清明球団本部長は、9%減にとどまった中崎への提示額について「4年間きっちり投げてくれたし、3連覇の疲労は当然出てくる。抑えは簡単にでるポジションじゃない。そこを考慮した」と説明。その上で「7〜9回を担う1人になってくれれば。できれば後ろは日本人の方が…ね」と守護神復活に期待した。

スポーツトピックス

ニュースカテゴリ

ページトップへ