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サッカー

「取り返すんだ」初戦でPK失敗の田中美南、有言実行の決勝ゴール

朝日新聞デジタル - 7月27日(火) 22時40分

(27日、東京五輪サッカー女子1次リーグ 日本1—0チリ)
 大きな挫折を糧に、目標だった世界大会にたどり着いた。FW田中美南にとって、東京オリンピック(五輪)はリベンジの舞台でもあった。
 2019年ワールドカップ(W杯)フランス大会は、23人の代表メンバーから落選した。当時、日テレで16年から3年連続で得点王という実績があった。選考を巡る一番の話題になった。
 ゴール前でパスに合わせる動きのうまさや、シュート力はある。だが、パスをつないで攻める日本の攻撃にスムーズに入れず、連動した守備に難がある。そう見なされたのが、落選の要因とされた。
 「今の自分じゃダメ。何かを変えようと思った」。その年、4年連続の得点王を獲得したにもかかわらず、20年からライバルのINAC神戸へ移籍。今年2月から五輪前まではドイツ・レーバークーゼンでプレーした。言葉も文化も異なる海外挑戦で「臨機応変さや対応力、自分が見て感じた一番いいプレーを選択できるようになった」。高倉麻子監督に変化を認められ、メンバー入りした。
 大会初戦のカナダ戦ではPKを失敗。「取り返すんだと、いい意味でひきずっている」。勝てば1次リーグ突破が決まるチリ戦で、有言実行のゴール。後半開始から出場し、30分過ぎに右足で決勝点を決めた。
 日本は今大会初勝利を飾り、決勝トーナメント進出を決めた。(勝見壮史)

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