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無免許当て逃げの木下都議 体調不良理由に議会欠席続け…報酬395万超もらい逃げ

スポニチアネックス - 10月14日(木) 5時30分

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(スポニチアネックス)

 7月の都議選中に起こした無免許運転での人身事故を公表せず再選、都議会を欠席し続けている木下富美子都議(55)は議会定例会の閉会日にあたる13日も姿を見せなかった。この日は議会が辞職勧告決議に対する対応について説明を求めていた期限。木下都議は体調不良を理由にしている。議会は今後、失職とする「除名処分」も含めて処遇を検討していく方針。
 木下都議は小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」から出馬。都議選最終日に応援に入っていた小池氏はこの日、記者団に「そもそも議会から召喚状が届いている状況をどう理解しているのか。本人が改めて客観視するべきだ」と指摘。「応援に行った方もそれでは困る」と話した。
 小池氏は、警視庁が起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)などの疑いで木下都議を書類送検したのを受けて「言語道断」と指弾。自身の応援について「大変恥じるべきこと」と述べていた。
 議会はこれまで2度、法的拘束力のない辞職勧告を決議。その後も体調不良を理由に欠席を続け、決議に対する対応など本人の意向が不明なため、議会運営委員会は今月4日、本人から直接話を聞くため正副議長名で召喚する文書を送付。13日までの定例会会期中に議長室を訪れるように求めていたが、木下都議は12日夕、議会事務局との電話で「体調がすぐれないため、明日は議会に登庁できない」と伝達した。
 木下都議は議員活動継続の意向を示しているものの、議運は今後も処遇を協議。「除名処分」は本会議や委員会での問題行動を対象とし、議会活動とは関係ない私人としての非行は対象外と解されているが、専門家の間でも見解が分かれているとされ、議会がどのような判断をしていくのか注目される。一方、起訴され、禁錮以上の実刑が確定した場合は失職となる。
 事務局によると、木下都議には再選後、議員報酬(81万7600円)と政務活動費(50万円)がそれぞれ3カ月分、計395万2800円が支給されている。現状のまま12月を迎えると、冬のボーナスに当たる期末手当(204万5022円)も振り込まれる。報酬は公選法の規定で返納できず、木下都議は「寄付などの対応を取りたい」としている。
 ◇木下 富美子(きのした・ふみこ)1966年(昭41)10月13日生まれ、愛知県出身の55歳。東京外語大学を卒業後、大手広告代理店に入社。17年に「都民ファーストの会」から東京都議選に出馬し、板橋区選挙区でトップ当選。シングルマザーとして長女を育てている。
 【木下都議の経過】
 ▼7月2日 板橋区内で乗用車を無免許で運転。後退させた際に後ろの乗用車に衝突し、そのまま逃走。男女2人に軽傷を負わせた。
 ▼7月4日 都議選で再選。
 ▼7月5日 選挙期間中の無免許事故が発覚。
 ▼7月6日 都民ファから除名処分を受け、自ら立ち上げた1人会派「SDGs 東京」に所属。
 ▼7月23日 都議会が辞職勧告決議を全会一致で可決。
 ▼9月17日 警視庁が自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反の疑いで書類送検。
 ▼9月28日 2度目の辞職勧告決議が都議会で可決。自身の公式サイトでは議員活動継続の意向を示す。
 ▼10月4日 都議会が召喚状を送付。
 ▼10月13日 体調不良を理由に、この日まで召喚状に応じず。

 

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