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対面しない詐欺が増加 コロナ理由に、会わずにカードをだまし取る

朝日新聞デジタル - 9月15日(水) 9時40分

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(朝日新聞デジタル)

 香川県内の特殊詐欺被害は昨年1年間で54件確認され、被害額は8320万円に上った。県警によると、今年に入って、新型コロナウイルスの感染防止を理由に、被害者と対面せず、現金をだまし取る手口が増えているという。
 今月8日、中国籍の4人組が詐欺と窃盗の疑いで逮捕された。県警によると、4人は何者かと共謀し、8月12日、岡山市内の女性(88)宅に百貨店の従業員になりすまして電話し、「あなたのキャッシュカードが不正に使われている可能性がある」「カードの利用停止措置をした」などと言い、「新型コロナの関係で直接会って受け取ることが難しいのでポストに入れてください」と告げたという。
 4人は女性が自宅のポストに入れたカード2枚を盗み出し、金融機関などで計110万円を引き出した疑いがある。4人のうち3人は8月、香川県内で同様の手口による詐欺未遂容疑で逮捕されており、余罪の捜査で今回の被害が浮上した。
 県警生活安全企画課によると、キャッシュカードをだまし取って預貯金を引き出す詐欺事件は、昨年は全体の4割強を占める3546万円の被害があったが、居宅を訪問してカードを盗み取る手口が大半で、対面しない手口は今年に入ってから急速に増えた。相談は県内で今年46件あり、そのうち4件は現金をだまし取られ、被害総額は計500万円を超えるという。
 県警は「まずはキャッシュカードを他人に渡さないこと。電話でお金の話が出たらすぐに切って、警察などに相談してほしい」と注意を呼びかけている。(谷瞳児)

 

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