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東京の死者、4~5月集中 半数超が院内や施設内で感染

朝日新聞デジタル - 8月1日(土) 17時54分

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(朝日新聞デジタル)

 東京都が新型コロナウイルスに感染した死者325人を分析したところ、51・7%が医療機関内や福祉施設内で感染していたことがわかった。発症日が判明した153人のほぼ半数が発症から2週間以内に死亡し、発症から死亡までの平均日数は17・1日だったが、院内感染に限ると14・6日とより短かった。高齢者や基礎疾患のある患者が多い病院や高齢者施設内での感染が、命にかかわる傾向が浮き彫りになった。
 都は、6月末までに公表した感染者6225人と死者325人について分析した。感染者全体の死亡率は5・2%で、70代は17・0%、80代は30・2%、90代以上は34・8%と年代に比例して死亡率が高くなる傾向がみられた。20~30代では0・1%、40代は0・5%、50代は1・8%で死亡率は低かった。感染者の8割以上は60代以下だったが、死者の8割超は70代以上に集中し、死者の平均年齢は79・3歳だった。
 325人のうち140人は医療機関、28人は福祉施設での感染だった。都内では台東区が3月24日に永寿総合病院の患者らの感染を公表し、計214人が感染し、患者43人が死亡した。4月12日には都が中野江古田病院(中野区)での院内感染を公表し、100人以上が感染し、少なくとも入院患者13人が死亡している。
 死亡した時期では、4月中旬74人、4月下旬73人、5月上旬64人に集中し、4月23日には1日で最多の12人が死亡していた。1日の感染者数が確定日別でピークだった4月9日(266人)の2週間後にあたる。
 死者のうち198人は基礎疾患の有無を確認でき、194人には糖尿病や高血圧、腎疾患などの基礎疾患があったという。
 一方、7月の感染者数は、6月までとほぼ同じ6466人にのぼるが、公表されている死者は7人にとどまる。20~30代の感染者が7割近くを占めるが、最近は中高年世代にも感染が広まりつつある。都の担当者は「高齢者への感染を防ぐことが、亡くなる人を減らすことにつながる」としている。(荻原千明)

 

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