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腰痛の経済損失は年3兆円 業務効率低下、東大など試算

朝日新聞デジタル - 10月10日(木) 21時13分

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(朝日新聞デジタル)

 一生の間に80%以上の人が悩まされる腰痛。その経済損失は年間約3兆円に上るとする試算を、東京大と日本臓器製薬(大阪市)が10日、発表した。腰痛になると業務効率が下がるだけでなく、体を動かさなくなって他の病気のリスクも高まるという。適度な運動習慣が大切だ。
 東大の松平浩(こう)特任教授(整形外科)によると、腰を曲げたり、物を持ち上げたり、デスクワークで長時間座りっぱなしになったりすることで腰に負担がかかり腰痛になる。それが積み重なると、ぎっくり腰や椎間板(ついかんばん)ヘルニアを招く。
 松平さんらは9月末から10月初めにかけて、全国の成人就労者1万人(平均年齢48・1歳)を対象に、最もつらい健康上の不調や約1カ月間で症状がある日数、年収などをインターネットで調査した。それをもとに、労働生産性の低下を金額に換算した。
 その結果、腰痛による経済損失は年間約3兆円に上ると試算された。首周りの不調・肩こりによる損失も同様に約3兆円に上るという。
 松平さんによると、腰痛などを防ぐには、ややきついと感じる程度の運動習慣が必要。「まずは階段を見たら『(運動の機会を)ありがとう』と言って、上ることから始めてください」と話している。(野中良祐)

 

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