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心愛さん母に懲役2年求刑 弁護側「夫の支配下に」

朝日新聞デジタル - 5月16日(木) 18時15分

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(朝日新聞デジタル)

 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死したとされる事件で、傷害幇助(ほうじょ)罪に問われた母親の栗原なぎさ被告(32)の初公判が16日、千葉地裁であった。検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。判決は6月26日に言い渡される。
 なぎさ被告は、起訴内容に間違いがないかを裁判長に問われると、数十秒沈黙。裁判長に促されると「間違いありません」と小さな声で述べ、起訴内容を認めた。
 論告で検察側は「母親の責任を放棄して虐待に同調した悪質な犯行だ」と指摘した。弁護側は「(一家が千葉に)転居してからは被告が夫の意向を無視して自分の行動を決めることができず、夫の支配下にあった」と述べ、執行猶予付きの判決を求めた。
 起訴状によると、父親の勇一郎被告(41)=傷害致死罪などで起訴=は1月22日夜~24日深夜、自宅で心愛さんに食事を与えず、長時間立たせたり肌着姿で浴室に放置したりして、十分な睡眠も取らせなかったとされる。さらに浴室で何度も冷水を浴びせるなどして飢餓と強いストレス状態に陥らせ、ショックもしくは致死性不整脈または溺水(できすい)で死亡させたという。なぎさ被告はこうした虐待を認識しながら放置し、食事を与えないことなどで傷害を手助けしたとされる。(松本江里加)

 

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