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病室、それぞれの現実 だからこそ遊んで笑う「いま」

朝日新聞デジタル - 2月11日(月) 9時0分

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(朝日新聞デジタル)

■がんとともに 子どもたち
 6日、東京・南千住の鉄道弘済会義肢装具サポートセンター。鈴木夏弥(なつや)君(19)が「セイ君、靴は義足をぐるっと回して履くんだよ」とやってみせると、小林聖(せい)君(17)が「ナツの足、アイアンマンみたいじゃね?」と笑った。
 2人の出会いは昨年5月。ナツ君は軟部肉腫の治療で、東京・築地の国立がん研究センター中央病院へ。同じ病室に、急性リンパ性白血病のセイ君が千葉県からやって来た。話し好きなセイ君が、ナツ君のベッドのカーテンを「遊ぼう」と開けたのが友情の始まりだった。ナツ君は入院のために地元新潟県の高校で2年生を2回やったので、同じ高3同士。落ち着いた慎重派のナツ君と、にぎやかで行動派のセイ君。性格は違うがすぐ打ち解けた。
 同室だった3カ月間、ゲームで盛り上がり、一緒に病棟の小さい子どもたちと遊び、気持ちを打ち明け合った。7月、ナツ君が左足を切る日の前夜は、他の2人の高校生も加わり、スナック菓子を食べながらゲームで夜更かしをした。その1人、骨肉腫だった杉浦行(こう)君は19歳で秋に旅立った。「コウ君の弱音を聞いたことがない。自分が苦しい時にも僕を応援してくれた。最後まで笑っていて、すごいヤツでした」とナツ君は言う。

 

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