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太陽の塔やエッフェル塔、人気なお 万博、大阪の再挑戦

朝日新聞デジタル - 11月9日(金) 17時48分

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(朝日新聞デジタル)

 大阪・千里丘陵にそびえ立つ高さ70メートルの異形の塔。両腕を広げ、頭と胴体、背中には合計三つの顔がある。芸術家の岡本太郎(1911〜96)が手がけた「太陽の塔」だ。
 今年3月、48年ぶりに塔の内部が復元、公開されると、入館申し込みが殺到。いまも休日は数カ月先まで予約がとれないほどの人気ぶりだ。
 もともと太陽の塔は、1970年の「日本万国博覧会(大阪万博)」のシンボルとして建てられた。塔の周りには各国のパビリオンが並んだ。約半年の期間中、6400万人が訪問。2010年の上海万博に抜かれるまで、史上最多の入場者数を誇った。
 その大阪で「夢よ再び」と計画されているのが、25年万博の誘致だ。
 政府は17年4月、万博の大阪誘致を閣議了解。20年に開かれる東京五輪後の日本経済のカンフル剤に、と期待する。安倍晋三首相は「開催地のみならず、各地を訪れる観光客が増大し、地域経済が活性化する起爆剤にもなる」と訴える。
 政府の計画では25年5〜11月、大阪市臨海部の人工島「夢洲(ゆめしま)」を会場にする。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。世界中の最新技術やアイデアを持ち寄り、健康で豊かに生きるための方法を探る「実験場」とする考えだ。166の国や企業の参加と、世界中から2800万人の入場者を見込み、経済効果は1・9兆円と試算する。
 一方、開催には巨額の費用が必要だ。会場整備費は1250億円で、国、自治体、経済界で3分の1ずつ負担する予定。それとは別に、地下鉄の延伸や橋の拡幅などで730億円以上の関連事業費も見込まれる。経済界では具体的な捻出方法は決まっていない。
 25年万博には、ロシア(エカテリンブルク)とアゼルバイジャン(バクー)も立候補している。開催地は、11月23日のBIE総会で、加盟170カ国が投票して決まる。

 

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