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七五三の晴れ姿、ひとり親あきらめないで 京都の撮影会

朝日新聞デジタル - 10月12日(金) 12時3分

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(朝日新聞デジタル)

 ひとり親家庭の七五三を手助けする京都市の支援策が好評だ。京友禅の老舗の着物で記念撮影し、料金は1千円。今年も14日に撮影会が開かれ、12組の親子が成長の証しを写真に収める。
 「ずいぶんお姉さんになったな」。京都市上京区の榎本晴子さん(44)は、淡い緑の着物に赤い帯を締めた次女まひるさん(8)の写真を見て、こう喜びをかみしめたことを思い出した。昨年11月、京都市ひとり親家庭支援センター「ゆめあす」(京都市左京区)で開かれた撮影会での晴れ姿だ。
 晴子さんは5年前に離婚。パート勤めをしながら、小学6年の長女とまひるさんを育てている。一昨年は抽選に漏れたが、小学1年生で応募した昨年は参加できた。撮影会は、衣装代と撮影代、写真代も込みで1千円。六つ切り写真2枚が台紙付きで贈られる。
 全国展開する大手写真館では、七五三の場合、衣装代など込みで撮影が税抜き3千円、写真は四つ切り1枚につき税抜き5900円かかる。経済的な理由から七五三の撮影を諦めたという声がゆめあすに寄せられていたことから、京都市は2014年にひとり親家庭限定の撮影会を始めた。
 経済的な条件に関係なく、毎年十数組を抽選で選ぶ。毎年秋ごろに募集し、今年は31組の応募があった。ゆめあすには撮影会の参加者が写真を持って訪れたり、お礼の手紙が届いたりする。
 タイミングを逃した人も撮影会に参加している。織物職人の藤井秀敏さん(48)=京都市上京区=は4年前、当時6歳だった長男祥吾君と撮影会に参加した。「撮っておきたかったな、という思いはやはりあった。ひとり親だと写真館に行きにくい、という人も中にはいるので、重要な取り組みだと思う」と話す。

 

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