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伊勢の赤福、「カリスマ」が会長復帰 10年ぶり表舞台

朝日新聞デジタル - 12月8日(金) 3時6分

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(朝日新聞デジタル)

 赤福餅で知られる三重県伊勢市の和菓子老舗「赤福」(非上場)の代表取締役会長に、2007年の消費期限偽装問題で会長職を引責辞任していた浜田益嗣(ますたね)氏(80)が復帰した。関係者への取材で分かった。11月の株主総会後の取締役会で決まり、10年ぶりに経営の中枢に戻った。
 関係者によると、11月24日にあった株主総会で、浜田氏が会長を務め、赤福の持ち株会社である「浜田総業」から、浜田氏を役員に選任する提案があった。浜田氏は取締役会で「仕事のノウハウを次の世代に伝えたい」などと述べ、妻の勝子(まさるこ)社長(80)と二人三脚で「改めて経営のかじを取る」と語ったという。
 浜田氏は赤福社長だった1993年、伊勢神宮内宮前に観光商店街「おかげ横丁」を建設。伊勢市を国内有数の観光地に押し上げた「カリスマ」として知られる。偽装問題で赤福を退いた後も、持ち株会社を通じて影響力を維持。2014年には経営方針が異なるとされていた長男の典保社長(55)を事実上解任し、名誉職的な「会長」に退かせていた。典保氏は今回、顧問についた。
 関係者によると、赤福には伊勢市が所有する土地に新工場を建設する計画があるほか、浜田氏は地元団体などとともに伊勢神宮外宮前に「第2のおかげ横丁」を整備する構想を練っている。復帰はこれらの計画を進める狙いもあるとみられるという。別の関係者は「偽装問題で引責したことへの残念な思いもあったのではないか」と話した。(荻野好弘)

 

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