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川勝平太・静岡県知事に聞く(全文3完)ジャパニーズドリーム実現できる県に

THE PAGE - 3月21日(火) 13時0分

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(THE PAGE)

富士山の世界文化遺産決定がきっかけ 静岡は世界クラスの宝庫

東京は日本の顔だと言うじゃないですか。「静岡ってどんなところ」と、静岡県の人に聞いたら、「お茶と富士山だ」と、いうわけ。お茶と富士山、確かにそうです。けれども、それは日本のシンボル、あるいは静岡の象徴だけでしょうか。

私は、京都に生まれて、東京に50までいて、京都の研究所に招かれて行って、あるときに「静岡に行け」といわれたわけです。しようがないから行ったわけです。

国際日本文化研究センター(日文研)という、日本の研究の世界トップクラスの研究所に10年ぐらいいたのですけれども、そこの主で、梅原猛という大先生がいらして、「川勝君、あそこは、もともと僕の友達の高坂(正堯)君がつくろうとしたところだから、しかも(静岡文化芸術大)学長だから、行ってあげなさい」なんて言われたら、ノーと言える日本人ではありませんので、「へへえ」、というようなわけで行ったわけですよ。

そして、行った途端に、富士山を世界文化遺産にするための静岡県の学術委員会の委員長をやりなさいということで、頼まれ事は何でもやろうと思っていましたから一生懸命やった。そうしたら、それが5年目、知事になってちょうど4年目のときに、世界文化遺産(2013年6月決定)になった、お茶畑が世界農業遺産になった。これは世界の宝を持っているんだ、と、人類の宝を我々は持っているんだ、と、世界農業遺産ですから。

そうしたら、私の移動と違うパターンが出てきたんです。私は京都で京都の研究所にいて、東京。実家も京都にあった。大体、新幹線のぞみで往復するだけだった。「あっ、富士山見えた、すばらしいな」。それだけだった。ところが「富士山が世界文化遺産」、「お茶畑が世界農業遺産だ」となったら、人が降りるんです。

【メモ】
・「富士山の世界文化遺産」……2013年6月、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が決定

・「茶畑の世界農業遺産」……2013年5月、FAO(国連食糧農業機関)が「静岡の伝統的な茶草場農法」を世界重要農業遺産システム(世界農業遺産)に認定
つまり、のぞみに乗らないで、ひかりとこだまに乗るわけ。ひかりとこだまが停まる駅は6つあります。ひかりは2つ、3つぐらい。一番停まるのが浜松と三島、時々熱海とか、それから静岡と浜松に停まるんです。こだまは残り6つ駅がありますけれども、全部停まる。それに乗って、三島で降りるとか、新富士で降りて富士山を見に行く。

そうすると「あれ、この用水は何ですか」、「これ深良用水」。「これは何ですか」、「源兵衛川」。すると「これは世界かんがい施設遺産ですよ」とか、南アルプスは「これはユネスコのエコパークですよ」。それが、バンバカバンバンふってきて。気がついたら、偉い人がいて、京都賞とか、ノーベル賞とか、静岡県の方がとりました。あるいは静岡県がとりました。

富士山が平成25年6月に世界文化遺産になった途端ですよ。今は平成29年の3月ですから、ちょうど47カ月で、世界クラス46件ですよ。平成25年で3つ、平成26年は9つ、平成27年が11、平成28年はなんと21、ことしまた2つ。

例えば、駿河湾。伊豆半島と焼津から御前
 

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