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巨大小惑星が地球とニアミス!衝突したら壊滅的な被害になっていた小惑星はなぜ数日前にしか察知できなかったか

Discovery Channel - 7月29日(月)

先日、57~130メートルの大きさの巨大な小惑星が地球に急接近した。だが、人類はこの小惑星を2~3日前にしか発見できていなかった。

もしこの小惑星が地球に衝突していた場合、壊滅的な被害を及ぼしていたという。

「2019 OK」と名付けられたこの巨大な小惑星は、オーストラリアの現地時間7月25日に地球から73,000キロメートルの距離まで接近していたという。これは、天文学者からみて非常に不安を感じるものであったという。月と地球が384,400キロメートル離れていることを考えると、かなり地球に接近していたことがわかるだろう。

Credit: Creative Commons チェリャビンスク州の隕石落下による被害

2013年にロシア・チェリャビンスク州に落下した隕石は20メートルの大きさだったが、衝撃波によって近隣の建物のガラスを粉砕し、1000人以上が怪我をした。「2019 OK」はその倍から6倍以上の大きさとみられており、これが地球に落下した場合の被害は恐るべき規模になっていたと、豪モナシュ大学の准教授マイケル・ブラウンはThe Conversationにて説明している。

研究機関によって地球の脅威となる可能性がある小惑星は常に監視されているが、「2019 OK」は米国とブラジルの研究者らが地球に最接近する数日前になって発見した。そしてその発表自体が最接近の直前となったことが世界を驚かせた。

「2019 OK」は地球に最接近した際には双眼鏡だけで観測できるほどの光を放っていたが、2、3日前はその1000倍もぼやけており観測が難しかったこと、火星近くの小惑星帯から猛スピードで接近していたことなどから、発見から発表までが非常に遅くなってしまったとブラウンは語っている。

2013年のチェリャビンスクの隕石の場合は、太陽の方向から接近していたことにより地球への衝突を事前に予測することができていなかった。

もし、地球へ衝突する巨大小惑星の存在が数日前にわかった場合、私たちに何ができるだろうか。何ごとも小説や映画のようにはいかないようだ。

(2019/07/29)
 

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