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日本人はタンパク質不足!その意外な理由と効率の良いとり方とは

Discovery Channel - 4月10日(水)

現代の日本人は必要な量のタンパク質を摂取できていない。

こう聞くと「そんな馬鹿な」と思われる方も少なくないのではないだろうか。私たちの身の回りには食べ物があふれ、飢餓や栄養失調とは無縁の生活を送っているのだからそれも当然だ。

しかし、厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、1996年の81.5グラムをピークに下がり続け、現在は戦後間もない1950年代と同じ水準まで低下しているのだ。朝鮮戦争によるいわゆる特需に沸いていた時代と考えるとその深刻さがよく分かる。

その理由は様々だが、安くて美味しい炭水化物食品をよく食べるようになった事や、ダイエットブームによる極端な食事制限などが原因と言われている。

では、タンパク質が不足するとどうなるのだろうか。

身近な例が「筋肉量の低下」だ。タンパク質は筋肉を作る貴重な栄養素で、タンパク質不足は筋肉量を減らし、結果として基礎代謝量も落ちて太りやすく痩せにくい体になってしまう。

また、肌のハリや弾力を維持するために欠かせないコラーゲンもタンパク質で出来ている。そのため、タンパク質不足はシワやたるみの原因に繋がるとも言われている。

さらに、免疫力や集中力の低下などを引き起こす要因にもなるなど、タンパク質不足はデメリットが多いのだ。

では、一体どの程度のたんぱく質を摂取すればよいのだろうか。

農林水産省が定める「日本人の食事摂取基準」では、成人男性で1日あたり60グラム、成人女性で50グラムの摂取を推奨している。

「それぐらいの量なら朝食でとっている」と思われたかもしれない。確かに、量的には一応基準は満たしているかもしれないが、それでもなお多くの専門家が「現代日本人はタンパク質不足だ」指摘するのには理由がある。

それを理解するには、まずそもそもタンパク質とは何かを理解することが重要だ。

タンパク質と一口に言っても、それは20種類のアミノ酸で出来ているものなのだ。そのうち9種類は体内で合成できないため、食事から摂取しなければならない。これを「必須アミノ酸」という。この言葉を聞いたことがあるという方も多いのではないだろうか。

そしてアミノ酸は一つでも不足していると、充分なタンパク質を生成できないという特徴があるのだ。つまり、どれだけタンパク質を摂取していても、バランス良くアミノ酸を摂取できていなければ体内で必要量を生成できずにタンパク質不足に陥ってしまうのだ。

それを知る方法の一つに「アミノ酸スコア」がる。アミノ酸スコアは食品に含まれるタンパク質の栄養価を表し、数値が100に近いほど理想的だ。

アミノ酸スコアが100の食品は「動物性タンパク質」に多い。鶏肉や豚肉などの肉類、アジやシャケなどの魚介類、牛乳、卵、ヨーグルトといった乳製品も、アミノ酸スコアが100の良質なタンパク質だ。

そして、バランスを考えて食べるのが面倒だという人に勧めたいのがプロテインだ。

トレーニングしているわけでもないのにと思われるかもしれないが、プロテインは必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸をまんべんなく摂取できる優れものなのだ。筋肉をつけたいという方以外にも、日常的な栄養補給として使ってみてはいかがだろうか。

(2019/04/10)
 

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