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東大教授、ネコの腎臓病薬の開発に専念へ 寄付盛り上がり退職を決意

朝日新聞デジタル - 1月13日(木) 17時30分

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(朝日新聞デジタル)

 ネコの腎臓病を治す薬を研究している東京大の宮崎徹教授(免疫学)が、3月末で東大を辞め、薬の開発に専念することがわかった。年内にも実際にネコに薬を与える治験を始め、早ければ2023年の承認申請を目指すという。
 東大を辞める意向は、研究室のウェブサイトで11日に公表した。非営利の一般社団法人「AIM医学研究所」を新たに設立し、研究チームのメンバーも多くが研究所に移る。
 宮崎教授は「AIM」というたんぱく質を発見。多くの動物の血中に存在するが、腎臓病にかかりやすいネコ科の動物では、AIMがうまく働いていないことを16年に突き止めた。
 その後、AIMを使った薬の開発を企業と進めていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で資金の調達が難しくなり、開発が中断。21年夏、苦境がメディアで伝えられると、全国のネコ愛好家から東大に寄付が殺到し、2億円超が集まった。
 朝日新聞の取材に応じた宮崎教授によると、寄付の盛り上がりを受け、複数の製薬企業が協力を名乗り出たという。

 

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