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横浜市長選、現職・林市長を支援せず 自民市連が方針

朝日新聞デジタル - 6月11日(金) 10時24分

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(朝日新聞デジタル)

 8月22日投開票の横浜市長選をめぐり、自民党市連は10日、3期目の現職林文子氏(75)に対し、立候補しても組織として支援するのは難しいことを伝えた。林氏は4選出馬に意欲があると見られてきたが、最大の後ろ盾を失った形だ。市連は今後、候補擁立に向けた検討を本格化させる。
 関係者によると、自民党市連幹部が10日、市連の中核である市議会最大会派「自民党・無所属の会」(36人)の所属議員から意見を聞いた。その後、林氏と面会し、市議らに4選出馬に否定的な意見が大勢を占め、市連が組織として林氏を支援するのは難しいと伝えた。林氏は4選出馬に意欲を示したため、支援者などと相談するよう求めたという。
 林氏はダイエー会長や日産自動車執行役員などを経て、2009年に当時の民主党の推薦を受けて初当選した。自民党は再選された13年市長選から公明党とともに推薦に名を連ね、17年の前回市長選まで2回の選挙戦を全面支援してきた。
 ただ、今回の市長選は、林氏が19年に決めたカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致が大きな争点。立憲民主党などがカジノ反対の「統一候補」の擁立を検討している。市連内では、1月に帯状疱疹(ほうしん)で入院した林氏の健康面への不安もあり、「林氏では勝てない」とする意見が強まっていた。
 自民党は内規で、政令指定市長選の党本部推薦は3期までと定める。関係者によると菅義偉首相(衆院神奈川2区選出)は2月、官邸を訪ねた林氏に「4選の推薦はできない」と伝えており、市連が独自に支援するかが注目されていた。
 市連はすでに候補者擁立を模索しており、現職国会議員や企業経営者らが浮上したが、絞り込みには至っていないという。
 林氏は9日の記者会見で4選出馬について「私自身はまだ判断に至っていない」と話していた。(松沢奈々子、武井宏之)

 

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