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東海でも無投票が相次ぐ 津市長・鈴鹿市長・みよし市議

朝日新聞デジタル - 4月14日(日) 22時2分

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(朝日新聞デジタル)

 14日告示された津市長選は、無所属現職の前葉泰幸氏(57)が2回連続の無投票で3選を果たした。県庁所在地の首長選で無投票が2回続いたのは、東海3県で初めて。前葉氏は無投票が続いたことを踏まえ、「おごることなく謙虚に受け止めたい」と語った。
 同日夕に当選を決めた前葉氏は、津市中心部で支援者らに「3期目に向かってしっかりと準備し、頑張る。待機児童ゼロの維持や放課後児童クラブの整備など、子どものための政策を1丁目1番地に据える」と抱負を語った。
 前葉氏は元総務省企画官。2011年に民主系(当時)の地域政党「新政みえ」の推薦を受け、自民推薦の新顔らを破って初当選した。前回は自民、民主、維新、公明と新政みえの推薦を受け、無投票で再選した。今回も与野党が相乗りする構図となり、自民、立憲、国民、公明に加え、元民進党代表の岡田克也衆院議員らが旗揚げした地域政党「三重民主連合」の推薦も受けた。共産党は前回に続いて候補者の擁立を見送った。(三浦惇平)
 三重県鈴鹿市長選は14日告示され、現職の末松則子氏(48)が無投票で3選を決めた。末松氏は2011年、東海3県で初の女性市長になり、今も3県でただ一人の女性市長。「子育てなどいくつかの課題に取り組んできたが、後輩たちのロールモデルになれるよう、これからもしっかりやっていきたい」と話した。
 末松氏は短大を卒業後、地元の造園会社に勤めた。2人の子の母で、母親仲間らと話すうちに「みんなの意見を政治の舞台に届けるには私が一番近いところにいる」と考え、03年、父がかつて務めた県議に初当選。11年の市長選で前市議ら新顔2人を破って初当選した。
 これまでの2期8年で、子ども医療費窓口無料化や小中学校のエアコン整備を県内他市に先がけて進めたほか、中学校給食や5歳児健診を実施した。(中根勉)
 愛知県みよし市では、14日告示された市議選(定数20)が無投票となった。無投票は町議会時代の1979年以来。同市では3月29日に告示された県議選(定数1)が2回連続無投票で、市長選も2013年、17年と無投票が続いている。
 同市は名古屋市や豊田市のベッドタウン。四半世紀余りで人口が2倍の6万人超に増えているが、転勤族が多く、地元政治への関心は高くないと言われる。議員は自治会や労働組合などの支援を受けることが多いが、今回は後継者を確保できないケースもあった。引退した議員の一人は「同じ自治会の知人を説得したが、『給料(報酬)が低く身分が不安定だから家族に反対された』と言われ、諦めた」と振り返る。
 告示前、愛知県内で女性議員がいない唯一の市議会だったが、新たな顔ぶれも全員男性となった。元市議の水谷邦恵さん(73)は女性候補の擁立を目指したが、「子どもが幼稚園児で時間に制約がある」「夫が同意してくれなかった」といった理由で断られたという。「男女問わず、若い人も含め、立候補しやすい環境を整えるべきだ。選挙がないことは市民にとっても困る」と話す。
 みよし市では昨年1月、第三者による審議会が市議の報酬を月4千円引き上げる答申を出した。市長はこれに上乗せして月2万5千円引き上げる条例案を市議会に提出したが、否決され、増額されないままになっている。引退した議員の一人は「定数を減らした上で報酬を増やすなど、議論が必要になるだろう」と話す。(臼井昭仁)

 

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