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小池知事、無害化めぐり紛糾した専門家会議に「中途半端にせず早く再開を」

THE PAGE - 5月19日(金) 20時0分

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(THE PAGE)

 東京都の小池百合子知事は19日の定例会見で、前日開かれた豊洲市場の安全性を検証する専門家会議が「無害化」のあり方をめぐって紛糾し、途中で打ち切られたことについて、「大変残念。できるだけ早く再開してほしい」と求めた。

無害化「市場の受け止めとしてずっと続いている」

 専門家会議では、都が4月に行った豊洲市場の地下水調査で、環境基準の最大100倍のベンゼンが検出されるなどの結果を発表。平田健正座長(放送大学和歌山学習センター所長)は「環境基準(以下)にすることを今回は目指していない」として、有害物質を環境基準以下に抑える「無害化」実現には時間がかかるとの認識を示した。

 それに対して、市場関係者から「環境基準以下にするという約束だった」「豊洲(移転)ありきで話が決まっているようだ」などと反発し、会議は紛糾。配布資料には、地下ピットの地面にコンクリートや遮蔽(しゃへい)シートを敷くなどの対策案が記されていたが審議に至らず、会議は開始から約6時間後の午後6時半に、途中で打ち切られた。

 都の中央卸売市場によると、現時点で次の開催日程は決まっていないが、小池知事は会議の中断を「大変残念」と語り、「中途半端な形にせず、できるだけ早く再開してほしい。日程は専門家会議の皆さんにご相談する必要があるかと思う」と早期の開催を要請した。

 無害化については、東京都議会が2010年に「無害化された安全な状態での開場を可能とすること」とする付帯決議を行った経緯がある。小池知事はこの点に触れ、「市場の受け止め方としてこの3文字がずっと続いている」と指摘。「会議では、環境基準以下という目標が達成されていない現状を真摯に受け止めると市場長も答弁した。あらためて専門家会議でしっかりと市場のみなさんと理解を深めてほしい」と要望した。

(取材・文:具志堅浩二)

 

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