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ダ・ヴィンチの『岩窟の聖母』に隠されたキリストと天使の絵、最新技術で発見

Discovery Channel - 8月19日(月)

英ロンドンのナショナルギャラリーに所蔵されているレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画作品『岩窟の聖母』。15年前、その下に別の絵が隠されていることが発見されたが、先日、最新技術によって詳細が明らかになった。

『岩窟の聖母』は、英ナショナルギャラリーが所蔵しているものと、仏ルーヴル美術館が所蔵している2つが存在する。どちらも似た構図で、レオナルド・ダ・ヴィンチ自身が描いたとみられている。

2005年、ナショナルギャラリーの学芸員や研究者らは、『岩窟の聖母』の下書きを調べるために「赤外線反射画像(IRR)」と呼ばれる技術を使用して調査を行なったが、その下には全く異なる絵が隠されていることが明らかになった。ダ・ヴィンチは、途中まで書いていた別の構図の下書きを捨て、その上に新しい『岩窟の聖母』を描いたことになる。

Credit: The National Gallery

当時の技術では、具体的にどのような絵が描かれているのかがわからなかったが、最近になって実施された「マイクロXRFマップ」と呼ばれる最新技術を用いた調査により、その詳細が明らかになった。

Credit: The National Gallery

マイクロXRFマップは、絵画に含まれる亜鉛の分布などを解析して隠された絵を浮かび上がらせた。そこには、『岩窟の聖母』とは全く異なる、天使と乳児、そしてキリストの姿が描かれていたのである。

ルーヴル美術館所蔵の『岩窟の聖母』が一番最初に描かれたもので、今回調査を行なったナショナルギャラリーのものは、再び似た構図で描かれたものだとみられてている。なぜ最初の下書きの構図を捨ててまで2枚目の『岩窟の聖母』を描いたのか、その理由については未だ謎のままである。

(2019/08/19)
 

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