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アップルに先行き見えず。イノベーションの本場は中国に?

Discovery Channel - 1月18日(金)

2019年第1四半期の業績予測を下方修正した、アップル。

アップルやサムスンといったテック業界の巨人が、イノベーション不足に苦しんでいる。

好調な成長を続ける中国メーカーが、今後は業界の盟主となるのだろうか?

 

開発体制の見直しが必要なアップル

Image Credit: Apple

現在、スマートフォン市場で悪い意味でスタイルが変わっていないのが「iPhone」だ。2017年の登場当時は画期的だった画面上部の「ノッチ」も、すでに他メーカーでは採用しないケースが増えてきている。

アップルはこれまで、1年毎にiPhoneのデザイン刷新とスペックアップというサイクルを繰り返してきた。昨年発表された「iPhone XS」も、2年前のモデルからそのスタイルは変わっていない。

しかし中国のスマートフォンメーカーは、少なくとも毎年、近年では半年ごとに新デザインのスマートフォンを投入している。これでは、iPhoneが時代遅れになってしまうのも当然だ。iPhoneがイノベーションを取り戻すには、開発サイクルをより早める必要がある。

 

2019年の復帰をかけるサムスン

Image Credit: サムスン

これまではアップルを追いかける側だったサムスン。しかし今は、逆に中国メーカーに追いかけられる立場となった。

サムスンのスマートフォン「Galaxyシリーズ」はここ最近、大きな驚きを消費者にもたらせていない。しかし同社は2018年後半に、画面にカメラを内蔵した「パンチホールデザイン」をスマートフォンに採用。さらに、背面に4カメラを搭載したスマートフォンも発表している。

そして、今年2月に発表されるフラッグシップ端末「Galaxy S10」では、パンチホールデザインにディスプレイ指紋認証機能、背面の3カメラなど、先進的な機能が多数投入されるはずだ。サムスンの2019年の見通しは暗くない。

 

貿易戦争が影を落とす中国メーカー

Image Credit: VIVO

2018年は、一言でいえば中国メーカーの年だった。ファーウェイやシャオミ、OPPO、VIVOから数ヶ月ごとに革新的なスマートフォンが投入され、その技術はアップルやサムスンに先駆けるものだった。

それでは、このまま中国スマートフォンは成長を続けるのだろうか。実は同国には、アメリカとの貿易戦争という危惧がある。中国には国内やアジア圏、ヨーロッパ圏に十分な市場があるとはいえ、イメージダウンなど負の影響は避けられない。

陰りがみえるアップルと、王座を必至で守ろうとするサムスン。2019年はここに成長著しい中国メーカーをくわえた、「天下三分の計」といった様相となることだろう。

塚本直樹

*Discovery認定コントリビューター

IT・宇宙・ドローンジャーナリスト/翻訳ライター。フリーランスとしてドイツを中心にヨーロッパにて活動しつつ、日本でのラジオ出演やテレビ、雑誌での解説も。 @tsukamoto_naoki

(2019/01/18)
 

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