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イラン当局、トランプ氏に逮捕状 司令官殺害めぐり

朝日新聞デジタル - 6月30日(火) 1時50分

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(朝日新聞デジタル)

 米軍が今年1月にイランの精鋭部隊・革命防衛隊の司令官を殺害した行為について、イランの検察当局は29日、殺人とテロ行為の疑いでトランプ米大統領ら計36人に対する逮捕状を取得したと明らかにした。イランメディアが同日、報じた。
 イラン当局は各国にトランプ氏らの身柄拘束などを求めるため、国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配書の発行を要請した。強気の対米姿勢を示すことで、「英雄」の殺害に憤る国民感情に配慮する思惑があるとみられる。ただ、AP通信によると、ICPOは声明で、政治性を理由に挙げ、今回のイランの要請には応じられないとした。
 イランメディアによると、逮捕状が出されたのはトランプ氏のほか、米政府や米軍の関係者、その他の国の政府関係者とされるが、詳細は不明だ。イラン当局者は「トランプ氏は容疑者リストのトップだ。訴追手続きは、大統領任期が終わった後も続く」と述べた。今回の逮捕状発付で、米イラン関係がさらに悪化する恐れもある。
 ブライアン・フック米国務省イラン担当特別代表は29日、訪問先のサウジアラビアで、「誰もまともには取り合わないプロパガンダ行為で、イラン人を愚かに見せる」と述べた。
 米軍は1月3日、イラクの首都バグダッドで、革命防衛隊のソレイマニ司令官を無人機の攻撃で殺害した。革命防衛隊は報復として、イラクの米軍駐留基地2カ所に弾道ミサイルを発射。両国の緊張が一時、急激に高まった。(飯島健太)

 

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