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台湾の国防報告書「中国は侵攻の選択肢を捨てていない」

朝日新聞デジタル - 9月11日(水) 18時8分

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(朝日新聞デジタル)

 台湾の国防部(国防省)は11日、2年ごとにまとめる国防報告書を公表した。中国の習近平(シーチンピン)国家主席が1月の演説で台湾に統一を迫ったことに触れ、「(中国は)台湾への武力侵攻の選択肢を捨てていない。軍事力の現代化で、台湾海峡の軍事バランスを崩そうとしている」と位置づけた。
 報告書は過去2年に中国軍の戦闘機や空母「遼寧」などが台湾本島の周辺や太平洋沖などで訓練を行ってきたことを示し、「軍事的な行動範囲を西太平洋やインド洋にまで延ばし、我々への脅威は増している」と分析した。中国軍の侵攻に対し、まずは沖合で空軍やミサイルなどで対処し、その後、沿岸で撃退する構想も初めて図で示した。
 中国軍は約200万人、台湾軍は約20万人と兵力差は大きい。台湾軍は本土防衛に重点を置いた「非対称戦」を戦略に掲げる。
 報告書は米台関係について、「(台湾は)米国の重要な安全保障上のパートナー」と明記し、米国から購入が決まったF16V戦闘機計66機などについて、「非対称戦力を強化する助けになる」とした。(台北=西本秀)

 

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