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ロシアのソユーズ、打ち上げ失敗 宇宙飛行士2人は無事

朝日新聞デジタル - 10月11日(木) 19時25分

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(朝日新聞デジタル)

 カザフスタンのバイコヌール宇宙基地で11日午前、ロシア人と米国人の男性宇宙飛行士2人を乗せたソユーズ宇宙船が打ち上げられたが、2段目のエンジンが正常に点火できず、打ち上げに失敗した。ノーボスチ通信などによると、宇宙船はカザフスタン国内に緊急着陸し、2人にけがはないという。
 宇宙船は午前11時40分に打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)に向かっていた。打ち上げから119秒後、1段目のロケットの分離に問題が起こり、緊急避難システムが作動。宇宙飛行士の乗ったカプセルのパラシュートが開き、同宇宙基地から北東に約400キロの平原に着陸した。
 ロシア政府は同日、事故の原因が解明されるまで、有人宇宙船の打ち上げを中止する考えを表明した。2011年に米国のスペースシャトルが引退し、ISSへの宇宙飛行士の往復は現在、ソユーズ宇宙船が頼りだ。今年12月にも宇宙飛行士2人をISSに運ぶ計画があった。(モスクワ=石橋亮介)
■ソユーズロケット、近年はトラブル続出
 ソユーズ宇宙船は1967年以降、半世紀以上にわたって使われ続けている宇宙船で、これまでに約140回の有人飛行をしてきた。死亡事故は1967年の1号と71年の11号の2回で、いずれも地球帰還時に計4人が死亡している。その後は重大な事故はなく、基本構造はそのままで、計算機器などを少しずつ改良しながら高い信頼性を誇ってきた。
 ただ、2000年代以降は、ソユーズ宇宙船を宇宙に運ぶロケット側の失敗が増えていた。貨物や人工衛星の打ち上げでトラブルが発生する例が相次ぎ、2016年には国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける補給船の打ち上げが失敗。昨年11月にはエンジン制御の失敗で気象衛星を軌道に投入できなかった。単純なミスが原因のことも多く、技術継承が進んでいないことが背景にあるとも指摘されていた。

 

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