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少年1人にダイバー2人、休憩場所を用意 タイ洞窟救出

朝日新聞デジタル - 7月11日(水) 21時29分

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(朝日新聞デジタル)

 タイ北部チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められた少年ら13人の救出活動に加わった米軍救助チームの責任者が11日、朝日新聞などの取材に応じ、救出の様子を明らかにした。活動は困難を極めたが、10日までに全員の救出を実現。「完璧な準備が不可能を可能にした」と語った。
 取材に応じたのは、タイ政府の要請で米軍から参加した20人のダイバーらによる救助チームを率いた沖縄の在日米空軍所属のデレク・アンダーソン曹長(32)。少年らが遭難して5日後の先月28日にチェンライに入り、救出の事前準備や実際の救助に携わった。
 アンダーソン氏によると、洞窟は入り口から約2キロ地点の救助拠点から、少年らのいた場所までの約3キロの多くが水で満たされていた。水は濁り、ほとんど視界が利かなかった。
 水深は、最も深い場所で約5メートル。少年1人にダイバー2人が付き添い、必ず1人は、少年の手など体の一部を引いていたという。水面に顔を出せる所では3人で浮かんで泳ぎ、急な坂ではロープで別部隊が引き上げたりと、地形に応じた方法がとられた。
 約3キロの間に休憩場所を3カ所用意。少年らはここで体調の確認を受けてボンベの空気の残量を確認し、先に進んだ。そのほかにも、30分ごとに様々な方法で体を休めた。ダイバーが入り口から少年たちの場所に行くのに約2時間、少年らを連れて戻るのには倍以上の時間がかかった。少年らの救出の順番などはタイ政府が決め、救助隊に伝えた。

 

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