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スルガ銀、最大900億円赤字も シェアハウス問題響く

朝日新聞デジタル - 11月9日(金) 7時9分

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(朝日新聞デジタル)

 シェアハウス融資で大規模な不正問題を起こしたスルガ銀行(静岡県沼津市)が、2018年9月中間決算で最大900億円規模の純損失を計上する見通しであることがわかった。従来予想の120億円の黒字から、大幅な赤字に転落する。
 不正があったシェアハウスなど不動産投資向け融資では、返済が困難な顧客が続出しており、焦げ付きが増えるおそれがあるとみて貸し倒れ引当金を大幅に積み増す。決算は14日発表の予定で、最終的な引当金の額は監査法人と調整している。財務の健全性を示す自己資本比率は6月末の12%台から低下するが、国際業務を行う銀行に求められる8%台を維持する見通し。
 スルガ銀のシェアハウス融資残高は約2千億円。不動産投資向け融資は計1・9兆円で、融資全体の3分の2を占める。スルガ銀はシェアハウス融資の不正発覚後、不動産融資の貸し倒れ引当金の積み増しを続けており、8月公表の4〜6月期決算までに約700億円を計上した。
 その後9月公表の第三者委員会の調査結果や、10月の金融庁の一部業務停止命令などで、貸し出し実績を上げるための大規模な融資不正が認定された。返済が困難な顧客の状況なども精査し、さらなる引当金の積み増しが不可避となった。
 またスルガ銀は、9月に引責辞任した創業家出身の岡野光喜前会長兼CEO(最高経営責任者)ら旧経営陣に損害賠償を求める準備に入った。現在外部の弁護士らを中心に、旧経営陣の責任について検証しており、近くまとまる報告書を踏まえ、提訴の対象者や請求額などを決める。(山口博敬、藤田知也)

 

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