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金属3Dプリンターで部品を製造 双日が会社設立

朝日新聞デジタル - 11月13日(月) 17時56分

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(朝日新聞デジタル)

 双日は鋳造業者や東北大と組み、金属3D(3次元)プリンターを使った部品製造会社「日本積層造形」を設立した。製品の設計から製造までを一手に担い、鋳造では難しかった、硬く複雑な形状の製品をつくる。来年7月に宮城県で工場を操業する。
 金属3Dプリンターによる生産市場は、欧米や中国がリードしてきた。双日によると、現在の市場規模は1500億円ほど。ここ数年で急拡大しており、2025年には数兆円に達するとの試算もある。
 新会社では、チタンアルミニウムやタングステンなど、鋳造が難しかった素材を独自技術で粉末状に加工し、製品の原料にする。プリンターに3Dデータを入力、原料に熱を加えながら少しずつ層を積み重ねるようにして造形する。自動車や航空機向けに、より硬く、軽い製品の生産が可能になる。金属の削りだし加工に比べて、材料の廃棄を抑えられる利点もある。
 製造時間は、直径35センチ、高さ38センチの円筒形の大きさなら12時間ほど。部品の設計から製造までの時間も、鋳造などに比べて短縮できるという。担当者は「技術開発を進め、日本のものづくりで改めて世界をリードしたい」と話す。(鬼原民幸)

 

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