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今、流行中の「オンラインのタプコル公園」とは? 1990年から2000年代序盤のK-POPを再解釈する「ニュートロ現象」

WoW!Korea - 10月21日(月)21時07分

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最近、韓国のオンライン上ではレトロ(復古)ブームが続いている。SBSやKBSなどではYouTubeのチャンネルを通じて、主に1990年代および2000年代序盤まで放送された自社の音楽番組を24時間ストリーミング放送している。このコンテンツは現在、多くの人々の共感を導き出し、持続的に話題を呼んでいる。ただ「過去の番組」として留まっていたコンテンツが再び水面上にクローズアップされ、大衆の心を捕らえている。まるっきり新しくもないこの「昔の番組」の人気の秘訣は何だろうか。

「昔の思い出に対する郷愁」や「逆説的な新鮮さ」がこのリアルタイムストリーミングに人気を爆発させた最も大きな理由だ。ストリーミングに登場する楽曲たちは大部分が1990年代から2000年代序盤に公開されたものだ。30代から40代の人々は過去に聞いていた音楽で昔の記憶を思い出すことができる。実際に視聴者たちはリアルタイムの書き込みを通じて、お互いにコミュニケーションを図り過去を思い出している。この番組を「オンラインのタプコル公園」と呼ぶ理由もこのためである。同じような世代が昼の時間帯にストリーミングする場所に集まり話を交わすことを、老人たちが集まり思い出を巡らす場所として知られる「タプコル公園(ソウル)」に喩えたのだ。ここに90年代に子ども時代を過ごした現在の20代にとっては、「オンラインのタプコル公園」を通じて聞こえる音楽の数々は生新しくなる。

現在と過去の音楽ランキング番組のフォーマットを比較することができるという点もまた興味深い。リップシンクをする場合はその旨の表記を行い、年齢別の人気順位を知らせ、PC通信の千里眼で投票を受け付けるなど、最近とは一味違う一見雑な感じを受けるコンテンツは、さらに“クール”に受け入れることができる。「オンラインのタプコル公園」はまさにドラマの“応答せよ”シリーズの歌謡バージョンと言える。

現在、芸能界で活発に活動しているスターたちの過去の姿もまた面白さを与える要素だ。現在、演技活動を活発に行っている女優のチョン・リョウォンがアイドル「CHAKRA(シャクラ)」のメンバーとして登場し、おませな楽曲を歌ったり、演技派女優のイ・ジョンヒョンが“テクノ戦士”として登場する姿は20代たちには新鮮な衝撃で、30代から40代の人々には楽しい思い出に近づく瞬間だ。物静かなイメージを持った女優のキム・ミニの新人時代のハイテンションぶりを見ることができるのも「オンラインのタプコル公園」でしか見ることができないことだ。このように、スターたちのギャップを見ることができるこのコンテンツは多くの人々に脚光を浴びている。

また単なる視聴を超え、「チャットルーム」を通じて視聴者たちの間で才気あふれる会話が繰り広げられている点も「オンラインのタプコル公園」による人気の背景のうちの一つに挙げられる。

大衆評論家のチョン・ドクヒョン氏は「オンラインのタプコル公園」の人気に対して「単純なレトロに熱狂するものとは違う。思い出を巡らすこともあるが、それ自体を楽しむ人もいる。過去を経験しなかった若い世代たちもコンテンツに熱狂する。1990年代はさまざまな音楽を試みた時期だが、そのようなアナログ的な部分を“クールだ”とする文化が生じた。またこれを見てコメントを通じて疎通する。過去のコンテンツを現代的に消費する“ニュートロ(new+retro、新しい復古)現象”が現れた」と分析した。

「オンラインのタプコル公園」に代表される“ニュートロコンテンツ”はますます拡大傾向だ。MBCはすでに過去のアーティストたちのステージを高画質に変換し、YouTubeにアップする作業を行っており、人気を集めたかつてのドラマを新しく編集し短く楽しむことができるコンテンツをリリース中だ。KBSとSBSもまたドラマにジャンルを拡張し、レジェンド作品を再び見るコンテンツを積極的に生産している。現在とは異なる感性を得られる過去のコンテンツに対するブームはしばらく続くとみられている。

そして、数多くの音源と一気に現れる新人たちの中、リスナーが自ら選んで聞く音楽が多くなった最近とは異なり、20年以上前には地上波を通じて姿を見せた歌手たちの人気が凄まじかった。音楽番組のチャートがまさに大衆性に結びついていた時代だ。

これに当時のヒット曲の数々は現在も多くの人々の思い出が込められた楽曲として残っており、当時のパフォーマンスもまた脳裏に鮮明に刻まれている。

「オンラインのタプコル公園」が全世代にわたり人気を集める理由は“新鮮さ”を与えるためだ。30代以上の大衆に耳慣れた郷愁を刺激する音楽たちが10代から20代の若い世代たちには、むしろ新鮮で洗練された音楽とパフォーマンスとして寄り添っているという分析だ。

世代を巻き込む「オンラインのタプコル公園」が人気を得ると、当時の音楽番組を席巻していた歌手たちに面白い代名詞も付けられた。それぞれ女性ソロ歌手のペク・チヨンは「タプコルのチョンハ」、ピョルは「タプコルのIU」、イ・ジョンヒョンは「朝鮮のレディー・ガガ」、男性ソロ歌手のチョ・ソンモは「祈りの少年」、チョン・リョウォンは「タプコルのJENNIE(ジェニー、BLACKPINK)」、男性グループ「god」のソン・ホヨンは「Wanna One」出身のカン・ダニエルと比較して「ホ・ダニエル」という名で通じる。歌手たちもまた、このような現象を愉快に受け入れている雰囲気だ。

ペク・チヨンは最近「『オンラインのタプコル公園』でチョンハと呼ばれているそうだ」と笑みを浮かべた後、「最近歌手たちと私の若い時代の姿が比較されているのが愉快で面白い。チョンハがとてもディテールに富んだダンスを踊りとても上手なので気分がいい」と述べた。

ピョルもまた「タプコルのIUと呼ばれるのはIUのファンとして本当に気分がいい」とし「IUは声を通じて万人に大きな感動を与えているのでいつも応援している」と微笑んだ。

そして「後輩だがいつも感動とインスピレーションを与えるIUと私の若い時代を比較してくれてうれしくもあり感謝している」とし「本当に似ている点があるのか分からないがうれしいので感謝の気持ちでこのような代名詞を受け止めている」と付け加えた。

イ・ジョンヒョンも「『オンラインのタプコル公園』の映像が本当に楽しい。その時代の歌手たちが出揃い、若いときにともに活動した俳優たちとMCを務めたキム・ミニさんも本当に印象深い」と語った。

そして「夫の同僚たちが私の昔の映像をたくさんご覧になってくれているようだ」と笑みを浮かべ「本当に笑えて少し恥ずかしい。1人で外界語(意味の分からない言葉)を使い、衣装に羽根も付けたりしていた。その当時、私が情熱がとてもあったと思い、“朝鮮のレディー・ガガ”というニックネームも面白くて愉快だ」と述べた。

歌手だけではなく当時制作をしていた関係者たちもうれしい反応を見せている。ある関係者は「90年代の音楽の数々が今のK-POPを作り上げたと思う」とし「現在、過去の音楽が再び取り上げられることが本当に良い現象だと思う。当時は知りえなかった洗練さも再発見され、新しいフィーリングとインスピレーション、そして思い出を贈り届けている」と明かしている。

 

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