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“アンリ2世”18歳ムバッペ 5戦連発7ゴール!ぶっ飛び級A代表

スポニチアネックス - 3月21日(火) 11時10分

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(スポニチアネックス)

 驚異の18歳は相手サポーターさえも魅了した。モナコFWムバッペが後半43分に交代すると、敵地観客席から称賛の拍手が湧き上がった。公式戦5戦連発。最近12試合で14得点を挙げる活躍にも「60点決めてるわけじゃないから、驚くほどのことじゃない。いい調子だけどね」。試合後、黒いキャップ姿で記者に囲まれながら平然と語った。
 “アンリ2世”にふさわしい決定力、技術、スピードを披露した。前半13分、最終ラインからのロングパスを柔らかいタッチで味方へダイレクトパス。折り返しを受けると、右足の鋭い切り返しで相手2人をかわし左足で先制点を決めた。後半開始直後には快足ドリブルで約45メートル独走してPKを獲得。終盤に右クロスを頭で押し込んだ。
 今、世界で最も注目される18歳かもしれない。欧州CL1回戦では強豪マンチェスターCを相手に2試合連続得点。逆転8強入りの原動力となった。15年12月に16歳347日でプロデビューし、16年2月に17歳62日でプロ初ゴール。ともに元フランス代表FWアンリのクラブ最年少記録を更新した早熟の天才だ。アンリを指導したアーセナルのベンゲル監督は9日の会見で昨年獲得に動いたことを明かした上で「若き日のアンリのよう。才能、ポテンシャルは似ている」と評価した。
 プロ2季目で公式戦32試合に出場し19得点10アシスト。17日付の英紙サンによると18歳シーズンの成績で“本家”アンリ(18試合3得点5アシスト)のほか、メッシ(17試合6得点2アシスト)、C・ロナウド(33試合5得点6アシスト)も上回っている。ビッグクラブの争奪戦は必至で17日付のスペイン紙アスはRマドリードが移籍金8000万ユーロ(約98億円)で獲得を狙っていると報道。同日の会見でジダン監督は「才能がある。あの若さで本当に素晴らしい。Rマドリードと契約寸前だったがモナコに行った」とプロ入り前の13年に獲得に動いていたことを明かした。
 本来はU―19世代だが、W杯欧州予選ルクセンブルク戦(25日)、親善試合スペイン戦(28日)に向けたA代表に飛び級で初招集された。「素晴らしい選手たちから学びたい」。エースのグリエズマン(Aマドリード)、19歳のデンベレ(ドルトムント)らFW陣の層は厚いが、来年のW杯ロシア大会でメンバー入りする潜在能力を十分に持っている。
 ◆キリアン・ムバッペ 1998年12月20日、パリ生まれの18歳。アンリらを輩出したクレールフォンテーヌ国立サッカー学院を経て、13年にモナコ入り。プロ1年目の昨季はリーグ11試合(公式戦14試合)1得点。U―17、U―19フランス代表。昨年のU―19欧州選手権で大会2位5得点を挙げ、優勝と17年U―20W杯出場権獲得に貢献。カメルーン出身の父ウィルフレッド氏は幼少期のコーチで現在は代理人。1メートル78、67キロ。利き足は右。

 

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