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明豊の「代打の切り札」、父と兄の夢背負い甲子園に

朝日新聞デジタル - 8月13日(日) 14時43分

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(朝日新聞デジタル)

 大会6日目の13日、坂井(福井)と対戦する明豊(大分)の背番号13、三好泰成(たいせい)君(3年)には夢がある。父正人さん(50)と兄功起(こうき)さん(22)が果たせなかった「甲子園で打席に立つ」という夢だ。
 大分大会決勝の後、地元・広島にいる功起さんから電話があった。「ベンチに入ったんだから一生懸命戦え。打席に立って、打ってくれ」。大分まで観戦に来た正人さんも「今まで野球をやってきたのは甲子園のためだ。胸を張ってやれ」と励ました。
 正人さんは高校3年だった1984年、母校の松山商(愛媛)が春夏連続で甲子園に出たが、ベンチ入りは果たせなかった。功起さんも2012年夏に飯塚(福岡)の選手として甲子園の土を踏んだが、試合には出られなかった。
 三好君は1年の夏ごろ、右ひじの痛みで送球ができなくなった。川崎絢平(じゅんぺい)監督(35)に投げ方の指導を受けたが痛みは消えず、守備練習には参加していない。
 つらい時は、功起さんからもらった「夢叶(かな)うまで挑戦」と書かれたグラブを見て気持ちを奮い立たせた。
 「送球ができない自分には打撃しかない」とほかの選手の打撃を観察。寮のトレーニング室に朝からこもって筋力を鍛え、長打力は主軸の杉園大樹君(3年)に匹敵するほどに。川崎監督に見込まれ、試合に出る時は「代打の切り札」だ。
 12日の打撃練習でも快音を響かせた三好君。「甲子園で試合に出ることは3人の目標。絶対に打席に立って、フルスイングしたい」(前田朱莉亜)

 

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