• 最新

最新ニュース

エンタメニュース

写真で見るあの日

インタビュー

お天気情報

ゴルフ

強かった男女平等の声=IOCにも混乱の責任―東京五輪ゴルフ会場

時事通信 - 3月20日(月) 19時55分

 90年近い伝統を誇る名門も、男女平等を求める声を受け入れざるを得なかった。会員制の霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)は2020年東京五輪ゴルフ会場として、女性も正会員に認める規則改定へとかじを切った。
 国際オリンピック委員会(IOC)は規則を変えなければ会場変更も辞さない強硬姿勢で、二者択一を迫った。霞ケ関CCは年間営業日の9割以上で女性がプレーでき、女性の会員も200人以上。ほぼ開放されていると言えるが、IOCは正会員が男性に限られていることを問題視した。
 IOCは五輪憲章で反差別を掲げ、さらに14年に採択した改革案「アジェンダ2020」で男女平等の推進を提唱。種目数や参加選手数でも男女均衡を目指す中、競技会場がその精神に反するようでは理念が崩れる。例外は許さなかった。
 東京都の小池百合子知事が1月13日の会見で「この時代に女性が正会員になれないのは違和感がある」と発言。IOCは同27日、改善を求める文書を大会組織委に送付。開催都市の女性知事が挙げた声を重く受け止めた。安倍晋三首相、丸川珠代五輪相も同調した。
 女性への門戸開放はゴルフ界でも世界的な潮流。米国のオーガスタ・ナショナルGCは12年、英セントアンドルーズにある総本山のロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)も14年に女性の入会を受け入れた。英スコットランドの名門、ミュアフィールド・リンクスも今月14日に規則の改定に踏み切った。
 正会員に女性を認めていないことの是非は問われるべきだったが、五輪開催決定から3年半近くも放置されていた。正会員に関する細則が英訳されず、きちんと伝わっていなかったともされ、経緯すらあいまいだ。会場選定に関わった国内外の競技団体や東京都、当時の招致委員会、IOCを含む関係者全てに混乱の責任はある。
[時事通信社]

 

最新の記事



掲載情報の著作権は情報提供元に帰属します。
Copyright(c) Kyodo News All Rights Reserved./Copyright(C)2016 JIJI PRESS LTD, All Rights Reserved./Copyright(C)Wordleaf Corporation. All Rights Reserved.

番組内容、放送時間などが実際の放送内容と異なる場合がございます。
番組データ提供元:IPG Inc.
ロヴィ、Rovi、Gガイド、G-GUIDE、およびGガイドロゴは米国RoviCorporationおよび/またはその関連会社の日本国内における商標または登録商標です。
このホームページに掲載している記事・写真等あらゆる素材の無断複写・転載を禁じます。