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「秘境駅」駅名板が消えた 「そっとでいいから返して」

朝日新聞デジタル - 9月13日(水) 8時21分

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(朝日新聞デジタル)

 「秘境駅の里」として鉄道資産を活用した地域おこしに取り組んでいる北海道幌延町で、JR宗谷線の雄信内と問寒別の2駅から駅名板が1枚ずつ盗まれた。いずれも無人駅で、道警天塩署が窃盗事件として調べている。
 同署によると、駅名板はいずれも縦1メートル、横20センチのホーロー製で、ホームの柱にネジで固定されていた。青地に白字で「おのっぷない」「といかんべつ」とひらがなで記され、その下にビール会社の広告がついていた。同町の職員が8日に無くなっているのに気づき、11日に警察に届けがあった。
 今月3日には看板を確認しており、同署は8日までの間に盗まれたとみて、両駅にある降雪監視用カメラの画像データの提供を受け、捜査している。
 町内の8駅中7駅が無人駅。このうち周囲に学校や民家がある問寒別駅以外の雄信内駅など6駅はインターネットサイト「秘境駅ランキング2017年度版」で「秘境度」の高い駅で知られている。町はこうした駅を「秘境駅」として活用を計画している。
 駅名板は製作年代が古く、作り直せないだけに、野々村仁町長は「心ない行為で残念でならない。そっとでいいから返してほしい」と話している。(奈良山雅俊、鯨岡仁)

 

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