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築地の老舗「佃權」、練り物製造から撤退へ 作り手不足

朝日新聞デジタル - 5月19日(金) 19時48分

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(朝日新聞デジタル)

 1868(明治元)年から続く練り物の老舗、築地(東京都中央区)の「佃權(つくごん)」(金子久利社長)が6月末で製造販売から撤退することが、19日わかった。築地市場の豊洲移転問題など環境の変化に加え、練り物の手作り技術の継承者不足などが理由という。築地から、観光客にも愛されてきた名物店の灯が消える。
 佃權は築地市場場外に直営2店舗のほか、大手百貨店にも常設売り場を構える。自社工場でかまぼこやはんぺん、だて巻きなどを製造してきたが、技術者の高齢化が進んでいる。朝早く熟練が必要な仕事は若者に敬遠されがちなうえ、経験者も人手不足が続き、募集しても外国人労働者以外は集まりづらい状況があるという。
 食生活の変化も踏まえ、6月29日の出荷分で製造販売を終えることを決めた。7月以降も不動産賃貸業務は続けるが、パートを含め約70人の従業員の大半については解雇となる見込みで、可能な限り新たな職場を紹介する方針だ。(西本ゆか)

 

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