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世界が沸いたカップ麺 「3分以上待てない」百福の情熱

朝日新聞デジタル - 5月20日(土) 13時2分

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(朝日新聞デジタル)

 熱湯を入れて3分たてば、いつでもどこでも食べられるカップ麺。世界初となる日清食品の「カップヌードル」は46年前に誕生した。いったいどんな発想でつくられたのだろうか。
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 一軒のトタン屋根の小屋がインスタントラーメン発明記念館の一角にある。裸電球に照らされた手回しの製麺機や大きな天ぷら鍋。日清食品創業者・安藤百福(ももふく)が初の即席麺「チキンラーメン」を生み出した場所が再現されている。
 安藤は当時48歳。事業に失敗し、全財産を失っていた。大阪府池田市内の自宅で丸1年、寝る間も惜しんで開発に没頭。そして、妻が天ぷらを揚げるのを見て、麺を油で揚げて水分を飛ばす方法にたどりついた。
 チキンラーメンが世に出る前年の1957年、大阪ではスーパー「ダイエー」が創業。工場でつくった食品を大量に売るルートができた。高度成長期の慌ただしい時代に、手軽なインスタント食品はうってつけだった。当初のパッケージには、熱湯を入れ「1乃至(ないし)3分程置く」とある。安藤には「空腹のときはどうしたって3分以上は待てない」との思いがあったという。

 

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