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「ジョヤサ、ジョヤサ」急な雪の坂を駆け上がる 横手ぼんでん奉納の迫力

THE PAGE - 3月20日(月) 10時20分

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(THE PAGE)

 みちのくの五大雪まつりの一つ、秋田県横手市の「横手かまくら」。その歴史はおよそ450年。毎年、小正月の2月15日、16日に行われている。

 メルヘンの世界のような昨晩のかまくらから翌日、雪まつりの雰囲気が一変する。「ぼんでん(梵天)」だ。2日目の16日、市役所本庁舎前の大通りで行われる梵天コンクール。市内の各所から集まったぼんでんが頭飾りの出来栄えや完成度を競う。

 翌17日、旭岡山神社梵天奉納祭が行われる。朝、ほら貝の音とともに「ジョヤサ、ジョヤサ」の掛け声で若衆がぼんでんを担いで集まり始めた。ぼんでんの竿の長さは約4.3メートルで、その先に直径約90センチメートルの円筒形の竹籠を付け、色鮮やかなさがりを垂らし、しめ縄や鉢巻を取り付け、さらに凝った頭飾りをつける。

 花火の合図とともにおよそ3キロメートル先の旭岡山神社を目指す。より早く奉納すればそのご利益も大きいようで、皆先陣を競って神社神殿を目指す。神社山門では、先に入った方が後から来たぼんでんを通すまいと激しく押し合う。

 山門を通り抜けても神殿はまだ先だ。ここから標高差105メートル、登拝道650メートルの神殿を目指す。ただ歩いて登るだけでも大変なこの坂道を、男衆は「ジョヤサ、ジョヤサ」の掛け声で勇ましく登っていく。神殿目前の鳥居を抜け、態勢を整えると、最後の急坂に向かって一気に駆け上がっていく。各町内や職場のぼんでんを応援する声に包まれ、祭りはいよいよクライマックスへと向かう。

(2017年2月撮影)

 

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