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北朝鮮から帰国アントニオ猪木氏が会見(全文2完)政治家、外交は体力も必要

THE PAGE - 9月13日(水) 16時40分

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(THE PAGE)

 北朝鮮訪問から帰国したアントニオ猪木参院議員が、13日午後1時半めどに東京の外国特派員協会で記者会見した。

 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。

以下、(全文1)の続きです。

記者2:(英語)どういう方向に向いているのかについてお願いします。

アントニオ猪木:やっぱり政権与党という、自民党の決定というのが一番大きいわけですね。その中で、今は空気が変わりつつある。今までは制裁ということが一辺倒であったのが、対話も必要だと。先日の朝日新聞にも、五十何%ですかね、対話が大事だという、圧力がまだ四十何%という記事がありました。そういう中で、自民党の中にいろいろ対話をしたいという考え方を持つ人がいまして、そういう仲間が、仲間というか、増えてきているということ。風が変わってきたと。

 たぶん表と裏が政治はありますから、皆さんが願ってることは、戦争はとんでもない。同時にやはり風が今ちょっと変わりつつある。日本はみんなで渡れば怖くないという言葉がありますが、本当に1つの流れができると全部そっちへ目が向いてしまう。そういう反省から言えば、第2次大戦もしかりだと思います。そういう中で今、違う風を、ちょっと方向を変えてみると、そういう空気が醸成されていると思います。

 1つには、ぶれないという言葉。先ほど、どういうふうに英語で訳されますかというような質問もしてたんですけど。今日言ったこと、きのう言ったこと、今日は違う、今日言ったことがあしたには違う、そういうのが、各国のリーダーが発言されてることを見まして、要するに人生はプリンシプルという1つの背骨じゃありませんが、きちっとした基本的な考え方、生き方、これは今、戦後本当に忘れ去られたわけではないと思いますが、それをしっかりと、人生はどうあるべきかという部分で基本的な、そういうものを持たなきゃいけない。政治の世界がまさにそれを示してもらいたいと思ってます。

北朝鮮で会った政治家とその発言について

記者3:北朝鮮でお会いされた方々を具体的に。北朝鮮でお会いされた北朝鮮側の政治家、そして彼らの発言を。

アントニオ猪木:写真を〓見ました 00:21:18〓。

通訳:こちらがそうですね。

アントニオ猪木:あ、これがそうか。はいはい、なんだ。この方が党の副委員長、リ・スヨン。外交の今、トップであります。政治の仕組みというのが、労働党が一番上にありますので労働党の幹部、そして政治という形になりますので、この方が外交では全部権限を持たれております。

 この方が労働党常任委員会の委員長ですね。金永南。必ずパーティーの席上でですが、会談もしたこともありますが、非常に私のことを理解していただいたというよりは、この難しい時期によく来られましたねといつも歓迎の意をいただき、〓ご存じのとおり 00:22:50〓、にこやかな顔で迎えてもらっています。朴永植、軍、なんだろうな、これ、正式には。人民武力省というのがありますが、それの大将ですね。

 ほかにもいろんな方お会いしましたが、本当に膝を突き合わせて握手をして、その感じというのは本当に友好的であるかどうかというのが分かりますね。やあ、よく来ましたねで終わるんじゃなくて、そこからまた話が始まるんで、大変時間が長くなってしまったりすることもあります。

司会:(英語)

今後の訪朝団との対話の受け入れについて

記者4:(英語)のようなものを預かったりとかということはありましたか。

アントニオ猪木:ありません。

記者4:(英語)対話などについて受け入れるというふうにはありましたでしょうか。

アントニオ猪木:先ほどちょっと出ましたが、訪朝団という議員団のある方も、代表団という提案もさせてもらいましたが、そこはまだちょっと時間的に。それで、議員団の訪朝団を迎えてくれますかという話をしたら、喜んでお迎えしましょうと。1つには、これはアジアというか、あるいは北朝鮮、韓国も含めての儒教の世界の精神であったり、そういう意味では必ず1つのお土産を持って、お土産って物じゃないんで、そういうお国のあれがあると思いますんでね。最後に〓答礼の会 00:26:18〓をやったときに、ぜひぜひ提案されたことを前向きに考えましょう、そしてその訪朝団に関しては受け入れるし、われわれは了承しましたと。

記者5:(英語)

アントニオ猪木:私、こうやって1976年、モハメド・アリと試合したおかげで世界中に私のアントニオという名前が知れました。そういう関係で政治の場に出たときも非常になじみやすいというか、普通はやはり国と国の関係であったり、外交は。その点は独自外交ということで、基本的にはスポーツ外交ということで、いろんな偉い方と〓会見 00:29:01〓することもありました。最初にお会いしたのはフィデル・カストロさんで89年ですかね。そういう関係で、〓ロケット 00:29:09〓のアントニオさんは知りませんが、1つにはやはり、先ほども言ったように交流という、それはある意味では今、大事な部分は議員外交も大事だと。当然、総理が行かれて話をする。これは最高のあれでしょうけれども、同時にわれわれがバッジをはめさせている以上は、そういう、二重外交という、すぐ批判が出ますがそうではなく、国をちゃんと理解した上でわれわれの立場という部分でそういう外交は必要だと思っています。

司会:(英語)

特に日本に対してどのような話があったのか

記者6:(英語)日本語で質問いたします。先ほどリ・スヨンさんとか金永南さん、お会いされた方々のお名前出ましたけども、議員が実際にそういう方々とお会いして、特に日本に対してどういうようなお話があったのか。あるいは議員ほうでどのような感触を得たのか。特に今回のミサイル、核兵器というのはアメリカにとってはアメリカまで届くようなミサイルができるかできないかの瀬戸際で、アメリカが非常に、それを深刻に考えているというのは分かるんですが、日本はもともとミサイルのレンジに入っているわけでして、今日本と北朝鮮の間にどういうことが起きていて、日本の政府の反応、対応を北朝鮮側はどういうふうに見ているのか、評価しているのか。議員がお話しした方々からの反応でもしそういうのがあればお願いします。

アントニオ猪木:かつて私はイラクの人質解放を1990年ですかね。そのときに第一線、あるいはラマダン副首相と、そういう方と会談をするときに30分、40分ずっとストーリーを聞かなきゃいけないんですね。なぜこうだと。そういう経験の上で北朝鮮も同じように最初はそういう話を30分黙って聞いてなきゃいけないんですけど。そういう、ある意味大事ではありますけれども、こちらも勉強していっています。そういう中で、そういう話を抜きにして、本音の話をしましょうよということで、向こうの方たちと会談をしております。

 それでたまには、私の場合は、まずは酒を飲んだときに、ロシア外交をやったときにウォッカでロシア人をぶっ飛ばしたのは私だけだろうと佐藤優くんが書いていますけどね、そういう意味ではやはり、政治家、あるいは外交は体力も必要だよと。そういうことで正確なお答えになったんですかね。

今回の32回目の訪朝は、以前と特別違っていたところはあったのか

記者7:(英語)日本語で失礼します。2つあるんですが、まず1つ目。今回32回目の訪朝ということでしたが、今、厳しい状況であるというお話もありましたけど、これまでの訪朝と、特別違ったところがあったかどうか。もしあったとすればそれはどんな行動だったり、猪木議員とお話しされている内容で、何か感じられたことはありますか。

アントニオ猪木:政治的には先ほどプリンシプルというお話で、言ってることはずっと毎回同じ形の話です。ただ1つ、やはりメディアの欲しがるいろんな写真、街並みが行く度に変わっていると。今回70階建てのビルも完成して、本当に街並みは、あるいはそこにいる人たちのファッションもそうなんですね。私の同行してる人間がその辺は詳しいんであれなんですけど、要するに2、3年前は日傘が多かったんですよ。いろんなきれいな。で、今年はそういう、乳母車が結構はやってて、動物園にも案内されましたが、乳母車に乗ってるような場面、その辺が政治的な突っ張り合いの話と同時に国民感情がどういうふうに変わってきてるか。たぶん根底にはいろんな、これから経済という部分に目を向けてる人たちも増えてます。

記者7:じゃあもう1つすみません。先ほど自民党の中の空気も少し変わってきたというようなお話があったかと思うんですが、具体的に言うとどのぐらいの方々が対話の方向に少し変わってきたかなというところと。もしその訪朝団、組まれるとしたらどのぐらいの人数になるのかなというところはいかがでしょうか。

 で、もしその対話というのは、日本政府は核兵器を保有することを認められないというスタンスではありますけど、その辺り、対話に持っていく場合に核兵器の保有を認めるかっていうのはどうでしょう。

アントニオ猪木:私の場合はこういうキャラクターですから、別にどこからたたかれようが何も問題ないんですが、例えば名前を出してしまうと、そういう政界の中でのいろいろあれもあると思うんで、ちょっとそこは差し控えさせてもらいたいと思います。

 で、逆にもう1つ、私が質問させていただきたいのは、日本の不倫問題はどういうふうに今お考えですか。女性の立場から。

司会:Thank you, yes.〓フジタ 00:40:17〓さん。(英語)

リ・スヨン氏の発言への対応はあったのか

記者8:フリーランスのフジタと申します。『夕刊フジ』発表してますが、〓リ・スヨン 00:40:24〓さんがアメリカの核に守られた韓国、日本の脅威があるからと言っていたのをテレビで報道を見ましたが、逆にそれに対して、いや、そうじゃないと。あんたがそんなことするから日本も韓国も核武装なんて議論が出てくるんだというような、猪木さんのほうからカウンターを出したとか、言った内容が聞ければ大変ありがたいんですが。

アントニオ猪木:時間がないんで、なんでそんな遠く行っちゃった。俺に殴られると思ったんですか(笑)。そうですね、ただやはり相手の状況っていうのも見極めながら、外交はやっていかなきゃいけない。決して、北朝鮮に対する片棒を担ぐっていう、すぐそういう言い方をする人もあると思いますが、相手が何を考えてるかっていうことを聞くことも一番大事なんです。で、当然これからまた〓**00:41:58〓レベルが合った話し合いになっていけば、そういう話が出てくると思います。

プロレスから学ぶことについて

司会:(英語)レスラーとしてレスリングから学ぶべきことというのは何かありますでしょうか。

アントニオ猪木:先ほども申し上げたとおり、やはり信念というか、ぶれないというか、やはりわれわれはファンがいるんで、そのファンに対して生き様というか、だから猪木が信頼できる、猪木はあれだと、そういう今のレスラーたちが、あるいはほかのスポーツ選手も引退をして、またすぐにやり残したことがあるからっていうんで、カムバックをしてくる。でも現役っていうのは最高の状態、それが持続できないから引退すると。それがなんですかね、それぞれの生き方があるから否定はしませんけど、そこは私が大事にしたいとこだと思います。

 今、若い政治家が多いですから、やはりこれからもっともっといろんな経験を積んで、命を懸けますという、選挙中に必ず言うと思いますが、本当に命を懸けることがどういうことかという、そういうような、やはり国家国民のために命を懸けられるような、やはり心を持った政治家に、若い人たちが早く育ってほしい。われわれはその背中を見てもらえればいいと思ってます。

司会:Thank you very much.(英語)

アントニオ猪木:いくぞ。1、2、3、ダーー。

司会:Thank you very much.(英語)

(完)【連載】北朝鮮から帰国 アントニオ猪木参院議員が会見

 

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