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低コスト・短期開発の人工衛星公開 「アスナロ―2」

朝日新聞デジタル - 8月10日(木) 5時4分

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(朝日新聞デジタル)

 経済産業省とNECは9日、小型衛星「ASNARO(アスナロ)―2」の機体を、東京都府中市のNEC府中事業場で公開した。地表に電波を照射し、反射波を画像化する「合成開口レーダー」を搭載しており、災害の状況などを観測する。年内に打ち上げられる予定で、NECが運用するという。
 アスナロ―2は本体の全長約3・5メートル、重さ約540キロ。合成開口レーダーにより、夜間や雲があっても火山活動や土砂崩れなど地表の様子を撮影できる。鉱山などの資源探査や船舶の安全航行にも活用できるという。
 経産省は衛星開発を新興国などへの輸出産業の候補として位置づけており、アスナロ―2の開発では約160億円を補助した。NECは、2014年に打ち上げたアスナロ―1と共通のシステムや部品を活用するなどして低コスト、短期開発に取り組んだ。民間からの受注を目指しており、NECの担当者は「日本の宇宙産業の競争力強化に貢献したい」と話した。(竹野内崇宏)

 

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